ディーラーをやっつけろ! (ウィザードブックシリーズ (109)) : 理恵のアフィリエイトで結果を出すまで日記


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ディーラーをやっつけろ! (ウィザードブックシリーズ (109))

ディーラーをやっつけろ! (ウィザードブックシリーズ (109))
エドワード・O・ソープ
ディーラーをやっつけろ! (ウィザードブックシリーズ (109))
定価: ¥ 1,680
販売価格: ¥ 1,680
人気ランキング: 32097位
おすすめ度:
発売日: 2006-10-11
発売元: パンローリング
発送可能時期: 通常24時間以内に発送

おもしろいが実行は困難(ルール変更も影響)
おもしろい本。ブラックジャックは、特にカードが残り少なくなったときには、それまでの札の出具合に応じてプレーヤーに確率が有利になる場合があることを指摘してその機会の検出と利用法をルール化、アメリカのギャンブル業界を震え上がらせた一冊。

が、邦訳は現在の状況を書いていないので不親切。ラスベガス(ネバダ州)では、本書にあるカードカウンティング自体が違法。また気に入らない客は理由なしに放り出せるので、カウンティングをしていると思われたらすぐにピットボスから出て行けと言われる。これに対抗するためにチーム式のカードカウンティングが編み出され(詳細はメズリック『ラス・ヴェガスをブッつぶせ』参照)たが、バレるとかなり不愉快な目にあうとのこと。そしてプレーのルールも変わり、シングルデックのテーブルもほとんどなくなり、さらにナチュラルのボーナス得点が減らされたために、長期的には胴元側がかなり有利となってしまっているので、昔のようなうまみはまったくないとのこと。

また本書のルールは結構複雑で、きちんと実行するのはなかなか困難。出版当初は、これで儲けようとしてカジノにきたものの途中でまちがえたり、しばらく負けが続くと本書のルールを守る気をなくしてしまう付け焼き刃の素人がたくさんやってきて、みんなかえって損をしていたとのこと。本書は、確率をもとにした厳密な運用という点では非常におもしろいし歴史的意義もあるが、いまこれを持ってラスベガスに行こうとしている人は、考え直したほうがよろしいですぞ。

不利な状況では最小限、優位な状況ではしこたま賭けろ!
 各地のカジノでも人気のカードゲームであるブラックジャックで、プレーヤー(客側)のディーラー(カジノ側)に対する必勝法が書かれている。常識的には客側に必勝法などという旨い話があるはずがない。ところがブラックジャックの場合、プレーヤーは1組のカードの中から既に使われたカードを分析することによって、その状況で勝てる確率を計算できるので、その確率に応じて賭け金を変えることができる。つまり不利な状況では最小限、優位な状況ではしこたま賭ける。これがプレーヤーが優位に立てる最大の要因である。本書ではどういう状況で優位になるのか、コンピューターで計算した具体的な数値の表も掲載されている。ブラックジャックがこの本にあるルール通りに行われれば、本当に必勝法と言えよう。この方法が発表されたのは1962年とあるが、筆者らが実際にカジノで試して大勝したことや、そのせいで嫌がらせやイカサマに遭ったことも多く記されていて痛快である。
 果たして今のカジノで使えるかどうかは、そのルールがどうなっているかによる。そんな美味しい話はないような気がするが…。

すばらしい
パンローリングがまたやってくれました!
エド・ソープの「ビート・ザ・ディーラー」は、ずっと読みたかった本でした。
監訳者の増田さんも本書のあとがきで書いていますが、私も本書の存在を
マーケットの魔術師の中での様々なトレーダーのインタビューで知りました。
日本語訳も一時期、工学社から出版されていたのですが、私が本書の存在を
知ったときには絶版になっていました。
ようやく今回復刻され、非常に嬉しいです!
本書「ディーラーをやっつけろ」は、マーケットの魔術師のインタビューの中でも
システムトレーダーやオプショントレーダー達が、こぞって推薦している本でした。
システムトレーダーやオプショントレーダーは、マーケットの先行きを予測することなく、
トレードの結果を全て確率で捕らえています。
1トレードの結果に囚われないどころか、はっきり言って全く気にしません。
統計上のゆらぎに意味はないからです。
重要なのは分布で、100回トレードした後の結果がどうなっているかです。
そういったセンスを身につけるには、ブラックジャックが一番です。
ポーカー(ホールデム)もいいですが、システムトレードに一番似ているのは
ブラックジャックだと思います。
最後に、監訳者でありオプショントレーダーでもある増田さんのあとがきから
ラリー・ハイトのインタビューを引用しておきます。

『なるほど。このゲームは全部ギャンブルなんだ』とつぶやいた。
そして、株式のアナリストたちがバイブルと信じているグレアムとドッドの
『証券分析』を投げ捨て、『ディーラーをやっつけろ!』という本を買った。
投資が成功するかどうかは単なる勝算の問題なんだと思った
(『マーケットの魔術師』、ラリー・ハイト氏のインタビュー)。



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