クール・ジャパン 世界が買いたがる日本 : 理恵のアフィリエイトで結果を出すまで日記


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クール・ジャパン 世界が買いたがる日本

クール・ジャパン 世界が買いたがる日本
杉山 知之
クール・ジャパン 世界が買いたがる日本
定価: ¥ 1,680
販売価格: ¥ 1,680
人気ランキング: 5466位
おすすめ度:
発売日: 2006-02
発売元: 祥伝社
発送可能時期: 通常24時間以内に発送

グローバルアーチストの村上隆と共通した主張が面白い
著者の杉山氏は、グローバルな視点から「オタク」・「アキバ」産業を論じている。従来の日本的なアカデミズム・産業社会・教育について危機感を提唱しているところがものすごく面白い。たとえば、いわゆる日本の「オタク」・「アキバ」産業というのはグローバルなレヴェルではトヨタ以上のプレゼンスとステイタスがあるという。さらに、この領域では、日本が本家・本流であり、これをシステム化していかないと、いずれは、諸外国にぱくられ、この分野でも日本が敗北してしまうというのだ。私自身、アメリカでの生活が長かったし、今も、年に数回欧米諸国にいく機会があり、この本の主張がすべてあてはまるという実感が10年前ぐらいからものすごくある。たとえば、先日訪れたアメリカのバークレー市(ノーベル賞受賞者を30人近く出したカリフォルニア大学バークレー校のあるところ)では、「オタク」・「アキバ」系の店が沢山あるし、書店でも難しい哲学・社会思想本の陳列の隣にマンガがあった。また、バークレーには、トヨタやホンダのエコカーを乗っている人が沢山いた。つまり、日本の東大とはレヴェルが違う知の拠点では、プレゼンスという点において、「オタク」・「アキバ」系の商品はトヨタやホンダと大差ない。むしろ、クリエイティビティをリスペクトする欧米では、「オタク」・「アキバ」系のクリエーターの方が、トヨタやホンダの社員・重役より尊敬されるだろう。つまり、こうした産業に従事しているクリエーターを尊重し、労働条件・待遇を改善し、確固たる産業として保護・育成する必要性が早急に求められるのである。こうした欧米の認識が日本では理解されないというもどかしさを伝えようとしているのが本書である。

産業としての文化としてのアニメ
子供の頃よりアニメ・漫画好きだが、本書で、
日本のアニメがなぜ世界で受入れられているか
初めて分かった気がする。
アニメは、海外では日本でのように創られて
おらず(海外では子供番組)、日本のはストーリ
ーやキャラクターがハリウッド映画並に凝った
ものとなっている。だから、海外の子供にも
受けるし、海外の大人にも受けるんでしょう。
ビジネスとしてみたコンテンツについても
言及されており、その特性も良く分かった。

国際競争力を有する日本のコンテンツビジネスを、さらに成長させるために。
デジハリ学校長の杉山知之氏による日本のコンテンツビジネスに関する意欲作。良書である。日本のコンテンツビジネスの競争力の源泉について解説し、国際競争力をさらに高めるためには何をすべきか、具体的に提言してくれる。またこの本を契機に、日本人の本質や日本文化について深く考察していくのも面白いかもしれない。また私個人的には、この本を読んで新たな日本に誇りをもてたような気がする。日本のオタク文化の象徴であったマンガ、アニメ、ゲームなどが、いまや世界では、「クール」なもの(=カッコいいもの)となってきており、明らかに「異質」な日本のコンテンツは世界でも有数の競争力を持つ。また今やメディア毎(新聞、出版、テレビ、音楽、映画、ゲームなど)に独自に発展してきた産業が、デジタル化によって融合しつつあり、通信や電機、自動車などあらゆる産業も横串した「コンテンツ産業」が勃興しつつある。杉山氏は、このコンテンツ産業が日本の時代を牽引力となっていくために、次の3点が必要であると指摘する。

 1.知財と権利の整理と課金の仕組み構築
 2.資金調達など国策との連動
 3.人材育成

少子高齢化や国家財政が不安な昨今の日本においては、コンテンツビジネスを育成することが、次世代にむけた喫緊の課題である。

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