出世はヨイショが9割 (朝日新書 (075)) : 理恵のアフィリエイトで結果を出すまで日記


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出世はヨイショが9割 (朝日新書 (075))

出世はヨイショが9割 (朝日新書 (075))
門倉 貴史
出世はヨイショが9割 (朝日新書 (075))
定価: ¥ 756
販売価格: ¥ 756
人気ランキング: 9467位
おすすめ度:
発売日: 2007-10-12
発売元: 朝日新聞社
発送可能時期: 通常24時間以内に発送

ためになる?
 サラリーマンの処世術として、スキルアップの心得、家庭生活、遊び方、上司とのつきあい方、老後の生活まで、本当にさまざまなことが書かれている。
 他のレビュアーさんは共感される方も多いようだが、私は、はっきり言ってタイクツの一言だった。たとえれば、就職したてのころ、酒の場で、凡庸な先輩に俗物的な処世訓のようなことを、したり顔で聞かされるような、「まあ、間違ってもいないけど、時間のムダ」みたいな話が羅列されている。
 就職したての若い人であれば読んでもいいかも知れないが、スキルアップのため、日々、時間を惜しんで情報収集する人にはお勧めできない内容。
 著者は「統計数字を疑う なぜ実感とズレるのか?」がたいへんよく書かれていただけに期待して読んだが、本書はあまりためにならない。

真剣なのか?ネタなのか?
「ヨイショ」は組織の潤滑油
BRICs、地下経済、ホワイトカラー論など、多方面の著作を持つ著者が「サラリーマン道」を伝授する。

タイトルは、まぁ、ベストセラー新書の明らかなパロディなので、(出版社もいろいろ大変なのでしょうから)目くじらを立てないこととして、内容は、「サラリーマン処世術」というところでしょう。

「島耕作」シリーズや「サラリーマン金太郎」など、組織におもねることのない、「かっこいい」サラリーマン像とは一線を画し、「ヨシショ」が出世でも組織運営上でも大事、というのは、非常に現実的かつ的を得ています。実際上、この本の「出世の法則」に従った方が出世は早いでしょう。

ただ、ヨイショだけで出世できるわけもなく、本書でも「ヨイショ」も大切であるが自己啓発はもっと大切とされています。そういう意味では、植木等や高田純二的な「適当」論ではありませんし、ヨイショのノウハウ本でもありません。

どちらかというと、門倉氏の意図としては、自己啓発コーナーにありがちな、「新入社員に贈るナンタラ」とか、「管理職の心得」とか、「時間術」とか、そのようなまじめな本のパロディを書いている気がしてなりません。そのような眼で見ると非常に楽しめます。(もちろん役立つ内容は書かれていますが・・・エレベーター内の立ち位置など、あえて新書で書く意図は?などと勘ぐってしまいます)

気楽に読めるサラリーマンの生き方指南本。特に新入社員には面白いと思います。

サラリーマンのこれから
年功序列、終身雇用の崩壊でこれからはサラリーマンといえども安心して生きていけない。その一方で日本型雇用を見直していこうみたいな気運もある。たぶん折衷的な雇用形態が出てくるんじゃないかなあとおもう。どっちにせよ人間関係重視の方向になるのは間違いないのではなかろうか。その場合(良い意味での)『ヨイショ』はやはり重要になってくるだろう。とかく嫌われがちな『ヨイショ』に新たな意義が見いだせる一冊。

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